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2013年4月18日 (木)

鉄道3DCG製作記 103系 (3)

まだ台車。もうしばらく続きます。
今回はブレーキの残り部分と、その他のパーツ類を作成します。

下図左は「制輪子ツリ受」と呼ばれる部分で、ブレーキのテコ等を吊るす場所です。
下図右が反対側から見た状態。茶色いピンが実際にテコを吊る部分で、テコの支点になります。

019 020

続いて下図左がブレーキシリンダから伸びる部分で、引き出す前と引き出した後です。
ブレーキシリンダから上に伸びている変な部分と、横バリからニョッキリ飛び出しているこれまた変な部分が「ピストン行程指示器」と「ピストン行程指示針」です。
これによりピストンの飛び出し具合や、異常があった際にすぐわかるようになっています。
ここまで作ったうえで前後左右にコピーして合計4箇所に配置します。(下図右)

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次は揺レマクラの前後動を止めるスリ板の設置です。(下図左)
通常、空気バネ台車などは前後動を牽引力として台車から車体、もしくは心皿のある揺レマクラに伝えなければならず、その役割をボルスタアンカーと呼ばれる棒で担います。
しかしスイングハンガーと呼ばれる下揺レマクラ式の台車ではボルスタアンカーが基本的には取り付けられていません。(付けられているのもありますが)
そこでどうやって台車ワクからの牽引力を心皿のある揺レマクラに伝えるかというと、件のスリ板で揺レマクラをがっちりと挟み込むのです。でも「揺レ」マクラというだけあって、台車の左右の揺れは吸収しなければならないのでスリ板状にしてあるというものです。
さて、これを作るのですが、このスリ板はその目的だけではなく、またまたブレーキテコの支点も兼ねているのです。
なので下図右のように穴の開いたさらに突起部分が付きます。(ちなみにTR212形台車はディスクブレーキなのでこの余計な突起はありません)

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最後に排障器を作成します。(下図左)
この板切れは線路上にある障害物を跳ね飛ばす為にあります。なので先頭車両の台車にしか付いていません。
これをモデリングするのですが、基本的に溶接組み立てなので、溶接痕のモデリングが大変でした。(下図右)
ここまでやってやっと台車ワク関連のモデリングは完了です。

024_1 024_2

そして今回のレンダリング。

3

今回は台車全体にマテリアルを設定したので、微妙に表面がざらついているのがお判りでしょうか?(地味すぎる)
この設定を今のうちにやっておかないと後々面倒くさくてたまらなくなるのです。もうすでに面倒でしたが。

次回はいよいよ軸箱にシフトします。運がよければ車輪までいけるかもしれません。

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