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2013年4月26日 (金)

鉄道3DCG製作記 103系 (4)

めんどくさかった…!

というわけでこの1週間で(1週間もかかって)軸箱を作成しました。
軸箱は車輪と台車を繋ぐ重要なパーツ。台車を作っていれば嫌でも眼に入るものです。なのであまり適当に作れません。
実物の軸箱は下の写真のように、ほぼ鋳物で作られていて、真ん中の山の部分が車軸を挿入する場所。山の裾部分に軸バネというスプリングが取り付けられ、台車と接続されます。

軸箱


というわけでまずは三面図を用意します。(下図左)
そこから軸箱の外壁に沿ってラインで線を引き、それを押し出しで突き上げます。(下図右)

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突き出した外壁を、頂点編集で山の形に整えます。(下図左)
山の稜線部分に補強(?)のための突起があるため、これをポリゴンの押し出しで作り、さらに軸バネを取り付ける皿の部分と接合します。(下図右)

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外壁同士を中央の山の部分で結び、中央部分に穴を開けます。(下図左)
ちなみに山の側面にある平らな部分にペデスタルの軸箱モリクツが接触し、前後動しなくなります。(なぜか左右は両側1cmほどの隙間がある)
軸箱を下から見た図。鋳物とはいえ補強のための足がそこいらじゅうにあります(下図右)

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続いて軸箱の前蓋を作成します。
下図左がデフォルトのものですが、取り付け部分の一番外側が中央に向かってやや山形のように膨れているため、基本プリミティブでの作成を断念し、ラインで断面を記した後に【クロスセクション】というツールで頂点同士を繋げ、角度を調整したうえで【パッチ編集】から面を貼りました。
最後に軸バネを作ります(下図右)、バネはさすがに車両を支えると言うだけあて、中にもう1周のコイルスプリングが配置されています。
バネは先端と中間部分で形状が違うのですが、それが意外と大変。下図右のバネ横に青い線で3つの断面形状を記していますが、スプリングのラインを作成し、【ロフト】ツールでスプラインにシェイプを割り当てる際、先端と中間でそれぞれの別の断面形状を適用して調整しました。

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いきなり黒い軸箱になりましたが…
この前蓋の先端についているシルバーの物体(下図左)は速度検知装置で、速度計に速度を反映しています。
ただ、この装置が曲者で、あまり正確に速度を検知しません。
そこで量産型の103系ではより高性能で大型なものに変更していました。(下図右)
ちなみにこの速度検知装置はEF58のCGで作成したものです。手抜き。笑

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最後に車輪を作成します。(下図左)
なんか色的に錆止め済みって感じですね。
車輪は図面通りのRを取ってラインで形成し、【レイズ】でぐるりと作ります。
4箇所の穴は「軽め孔」とよばれるもので、昔の車輪には穴が開いていました。最近ではあまり見かけません。(関東では小田急ぐらい?)
車軸は103系試作車が使用(TR62X)していた軸受け部分が直径110mmのものと、量産車の直径120mmのものがあり、間違えると大変です。

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そして今日のレンダリング。軸箱と線路登場で大幅に進化しましたね。
しかしTR201台車はわかっていたものの、やはり大変です。

レンダリング第4回

次回はいよいよ揺れマクラ関連に進みたいと思います。
揺れマクラがないと仮台車みたいですね。笑

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