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2013年5月13日 (月)

鉄道3DCG製作記 103系 (6)

さて、今回が台車製作での実質的最終回ということになります。
というわけで最後に取り付けるのはブレーキの部品。
今のところ梁の中にブレーキシリンダなど一部の部品は既に製作されていますが、その先に取り付けるブレーキテコが未完成なので、今回はその製作。
103系の後期の付随台車であるTR212台車はディスクブレーキですが、初期のTR201台車は片押しの踏面ブレーキです。
ブレーキテコはテコとブレーキシリンダーを結ぶ力点、テコとそれを梁に固定している支点、テコ同士とブレーキシュー(制輪子)を結ぶ作用点の3点あるいは4点から成ります。(下図左)
実際に取り付けるこのような感じ。(下図右)

044 045

そして最初の図の一番下にある支点ですが、これが曲者で、ここに『制輪子スキマ調整装置』という機構が取り付けられます。
これは制輪子が使用後に磨り減っていったとき、車輪面と制輪子に隙間ができてブレーキ力が弱まらないように、この調整装置を使って隙間がないように調整できると言う機構です。
しかしこれがまた複雑な形をしていて、3面図を見ているだけではサッパリ不明。おまけに資料写真もないため、かなりあてずっぽうに作成しました。(下図左)
これを取り付けたブレーキ機構が下図右のものになります。

046 047

実際にブレーキがかかっていない状態(下図左)とかかっている状態(下図右)。
こうして2枚を見比べると、各テコがどのように作用しているかがわかります。

048_1 048_2

最後に銘板を取り付けます。
写真(下図左)はTR212台車のものですが、これを改造してTR201台車にします。(下図右)

049a 049b

そしてすべての部品を取り付けてレンダリング。

第6回レンダリング

さらに今回は塗装済みの状態でのレンダリングも。

完成したTR201台車3DCG

ついでに横からと上からのレンダリング。

完成したTR201台車3DCG 横 完成したTR201台車3DCG 上

ペンキ塗りたて感満点な状態です。

※色や反射を再設定してレンダリングした画像をアップしました。こちらへどうぞ。

と、これでTR201台車の製作は基本的に終了いたします。
「基本的に」というのは、これが先頭台車なので、後方(2位側)の台車を改造しながら作らねばなりません。
主な改造場所は排障器の撤去と手ブレーキ用テコの削除、応荷重装置の検出板の設置などです。

ところで第1回で紹介したオハ35のCGは1両で111万ポリゴンなのですが、この台車は既に60万ポリゴンオーバー…
車体無しの台車オンリーでオハ35に匹敵してしまいました…
大丈夫なのかな…これ…

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