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2013年6月 1日 (土)

鉄道3DCG製作記 103系 (7)

さて、前回の台車完成から2・3週間ぶりとなりましたが、あれで終わったわけではありません。
今回からいよいよ車輌本体に製作の場を移します。ここからやっと103系製作記です。

まず車輌を作るにあったって最初に製作する部分は、車輌の屋台骨となる台枠です。
台枠は車体の建屋の土台になる部分ですが、普通の建物と違って台車や連結器が直結する部分です。つまり台車から発生した引張力や制動力は台枠を介して連結器に伝わったり、他の車輌の力が逆に連結器から台枠を介して台車に伝わったりと、編成全体にかかる力をすべて受ける大事な部分です。
そのため台枠は「側梁」「端梁」「枕梁」「中梁」「横梁」などの多数の梁で構成され、台枠全体で力を受けます。昔の車輌の場合だと台枠中央に太いメインの梁が連結器から台車を通って反対側の連結器まで繋がっており、回りの梁はあくまでも車体を支えるだけに徹するような構造でした。
下図左が今回作った103系Tc車の台枠です。ちなみに下図右はオハ35系客車の台枠。
オハ35系の台車は前述のメインの梁(中央のクリーム色の梁)が前後に突き抜けているに対して、103系は外側の梁と内側の梁、それらを横方向で繋ぐ梁と細かい梁で構成されています。
この細かい梁ですが、これは力を伝えるものというよりは専ら床を支えるもの。103系以外の大多数の車輌は、厚い床板のキーストンプレートにリノリウムを流したりするため床がしっかりしている分横梁だけで済みますが、103系は薄い床板が乗っているだけなので大量の「床受梁」という細い梁が必要になるのです。(根太みたいなものです)

052 オハ35系 台枠

台車には中央の心皿と、両側の側受けで車体を載せますが、台枠にもこれを受けるための部品を取り付けます。
下図左が側受けで、台車の側受けに乗っかります。(下図右)
側受けと側受けの間にはレジン製の薄い滑り板が挟まっていますが、殆ど見えません。

053 113系 側受け

続いて枕梁中央にある上心皿。(下図左)これが台車の下揺れマクラにある穴に刺さります。
皿じゃねーじゃねーか。と思いますが、台車の下心皿に対する名称なので仕方ありません。
台車で発生する全ての力はこの上心皿を介して台枠に伝わるので、絶対に折れない太さで出来ています。
ちなみに203系の場合だと下図右のようなもの。こちらはボルスタレス台車なので下揺れマクラがない為、名称も「上心皿」ではなく「中心ピン」といいます。(機能は同じ)

054 203系 中心ピン

次に連結器の胴受けの土台部分を作成しておきます。(下図左)
胴受けは連結器が乗るための部分で左右方向の滑りや中央への復元機能、上下方向への緩衝機能があります。(下図右)
これらは連結器作成の際に製作するとします。

055 103系 胴受け

下図左のこれは台枠をのせる架台です。車輌製作工場でよく使われるもので、気分的に作ってみました。
ちなみに下図右のように使います。

056 057

では今回のレンダリング。

103系 台枠1

下から見るとこのような感じ。

103系 台枠2

次回は側構の製作をおこないます。
台枠が意外と細かくて製作が遅れてしまったのですが、側構はさらに細かくて次回のアップまで時間がかかりそうです。汗

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