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2014年5月13日 (火)

鉄道3DCG製作記 103系 (17)

C5Aブレーキ制御装置
空気配管が完成したので、その接続先を作ります。というわけで床下機器第一弾はブレーキ制御装置(作用装置)。
最近の電車のブレーキ制御装置は箱に収められているのですが、103系は上の画像のようにまとまってはいるものの、機器自体はむき出しの状態です。(101系や111系はまとまってすらいません)
103系のブレーキ制御装置はC4Aブレーキ制御装置とC5Aブレーキ制御装置の二種類があります。これらはどういう装置かというと、「直通管またはブレーキ管圧力によってブレーキシリンダ圧力を制御するほか、直通ブレーキと自動ブレーキの切替、電気ブレーキと空気ブレーキの切替、電気ブレーキ発効中の直通ブレーキの締切制御、など主要なブレーキ作用を行う装置である」とのことです。
上の画像はC5Aブレーキ制御装置で、下図左がC4Aブレーキ制御装置。この両者の違いは制御装置左下にある締切電磁弁が在るか無いかのどちらかで、在る装置はC4A、無い装置はC5Aとなり、C4AはM車、C5AはT車に取り付けられます。(T車は電空協和をやらないため締切電磁弁が不要)

C4Aブレーキ制御装置 C5Aブレーキ制御装置

まずいつもどおりに図面を展開して(下図左)作成していきますが、単純でも細かい部品が多いため作成に時間がかかります。(T車の床下機器では一番面倒かも…)
まず表側の電磁弁など弁装置と締切コックを作成して完成させます。(下図右)

図面展開 C5Aブレーキ制御装置

この中で一番ごつくてパーツも多く、作成が大変そうな『A制御弁』(旧名称:A動作弁)ですが、以前作成したオハ35のブレーキシリンダーに取り付けられていたため、それを小改造して移植することにより、大幅に作業時間を短縮できました。(下図左)
表面が出来れば次は裏面で、こちらは空気ダメ2種類と配管、タンク固定のアングルだけなのでこちら側は楽な作業です。(下図右)

旧客 ブレーキシリンダー C5Aブレーキ制御装置

これらブレーキ制御装置に取り付けられているパーツの主な役割の説明ですが、
『A制御弁』は自動ブレーキの三動弁の役割と同じもの。
『A中継弁』は直通管圧力の変化をもとに供給空気ダメからブレーキシリンダへの圧力供給および排出を行うもの。
『VM16-1』と『VM15-1』は電磁給排弁で、電磁直通制御器の指令線から来る信号を元に直通管圧力を調整するもの。
『VM16-3』は電空変換弁で、電制立上りによって直通管を閉鎖して空制をカットするもの。
『複式逆止メ弁甲』は直通ブレーキと自動ブレーキの切替を行うもの。
『U切替弁』はブレーキ力調整弁が故障などで使用できない場合、直通ブレーキまたは自動ブレーキの制御圧力をA中継弁へバイパスするもの。
となっています。
あと実写の画像を見ていただくとわかるのですが、制御装置右側のアングル脇に謎の弁が取り付けられています。図面にも無いのですが、後年の改造としたらATS関連の吐出し弁でしょうか。

 

で、レンダリング画像が以下のもの。

C5Aブレーキ制御装置

C5Aブレーキ制御装置

今回初めてレンダリング時に被写界深度を設定したのですが、レンダリング時間が延びる延びる。裏面はレンダリングに5時間かかりました。笑

 
よろしければこちらもどうぞ
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